■タクシー乗務員は、出庫前にさまざまな準備をします。車両の清掃確認、エンジン等の各種始業点検、そして運行管理者の点呼を受けます。点呼では(1)各乗務員が健康であるかどうかの対面チェック、(2)運転免許証を携帯しているか、(3)身だしなみが適切であるか、(3)前日のアルコールが残っていないか等のチェックを受けた後、市内の道路状況、業務上の諸注意や各種情報の伝達を受けます。最後にビサン(B3)の誓いを全員で復唱し、次の接客の基本動作確認を具体的に実践します。
そしてお客さまにおつりをすぐお出しできるよう、備え付けの両替機で準備することも忘れてはならないことの一つです。 　すべてのことが準備できると出庫です。ライトを点灯し、シートベルトを装着し、運行管理者の見送りを受け、市街地に向け今日も元気に出発です。

■ビサン・タクシーグループにはさまざまな社内会議があります。例えば乗務主任会議、各拠点別管理者と乗務員とのグループミーティングや個別ミーティング、交通事故撲滅のための交通事故審議会、観光タクシーガイド研修会、全社講習会、労使懇談会等など。その運営形態はさまざまです。
広島県内では、いち早く取り組んできました広域観光タクシーでは、観光タクシー乗務員のガイド研修会を社内に設け、ベテラン観光ガイド乗務員がリーダーとなり、同僚の現地学習を行っています。
各種会議のめざす目的は一つ、それは『私たちは、地域に愛され親しまれるために』という一点です。