阿伏兎岬の荒々しい岩場の上に建つ阿伏兎観音(磐台寺観音堂堂)、1711年に寄港した朝鮮通信使の従事官李邦彦(イ・バンオン)が対潮楼から見る景観美を『日東第一形勝』と讃えたと伝えられ、江戸時代の町並みが今も残る鞆の浦、そして福山市草戸町にある明王院の五重塔(国宝)と本堂(国宝)と日本100名城の一つ福山城を巡ります。(観光後は福山駅にお送りします。)
下記の所要時間に食事時間は含まれておりません。
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尾道発/鞆の浦・福山観光5時間30分/福山駅送り | ||
滞在・拝観・所要時間 | ||
尾道市内→阿伏兎観音 | 約50分 | 国道2号線を東進し、ベイタウン尾道を経由し、県道47号線(鞆松永線)を鞆方面へ。途中、能登原小前交差点を右折し、磐台寺駐車場へ。ウバメバシの林に沿った海岸線の参道を徒歩で2〜3分。 |
阿伏兎観音 | 約30分 | 険しい海食崖が続く沼隈半島の南端、阿伏兎岬にある磐台寺観音堂は寛和頃(986)花山法皇が航海安全を祈願し、十一面観音石仏を安置したことが始まりと伝えられ、毛利輝元が再建、福山城主の水野・阿部両公などにより修補。浮き世絵師・歌川広重はその絶景を六十余州名所図絵に描いている。 |
阿伏兎観音→鞆の浦 | 約10分 | 再び県道47号線に合流し右折。鞆の浦へ。 |
鞆の浦史跡めぐり | 約140分 | 鞆の浦の史跡(朝鮮通信使遺跡として鞆の浦の象徴的な美しい景観を楽しめる対潮楼、京都の八坂神社の本社ともいうべき歴史を誇る沼名前神社、鎌倉時代の創建と伝えられる安国寺、山中鹿介首塚や七卿落遺跡)、坂本竜馬ゆかりのいろは丸展示館、保命酒屋などを巡る。 |
鞆の浦→明王院 | 約20分 | 県道22号線で福山へ。水呑大橋西交差点をさらに直進し、芦田川西の土手を神島橋方面へ。 |
明王院 | 約20分 | 明王院は807年、弘法大師の開基と伝えられる。本堂は全体に和様、細部には唐様を用いた折衷様式で、尾道の浄土寺本堂(国宝)とともに内海地域で現存する最古の建物。五重塔(国宝)は、全国の19指定塔の中でも5番目に古い。 |
明王院→福山城 | 約15分 | 国道2号線へ合流し、目差すは福山駅北側の福山城。 |
福山城 | 約40分 | 福山城は、徳川幕府から西国鎮護の拠点として、譜代大名の水野勝成が1619年(元和5年)に備後10万石の領主として築いた城。伏見櫓は、1622年(元和8年)築城の際に、京都伏見城の「松の丸東やぐら」であった遺構を徳川秀忠が移建させた。白壁三層の豪華な姿に桃山時代の気風が伺える 。歴代の藩主は、水野氏5代、松平氏1代、阿部氏10代と続き廃藩置県に至るまで福山城が藩治の中心になっていた。 *2022年の福山城築城400年記念として、福山城の大規模改修工事により入場できません。この工事で、全国唯一といわれる「福山城の天守北側 鉄板張り」も復元し、完成は令和4年8月初旬頃予定。そのため、福山城公園文化ゾーンにある「ふくやま市立美術館」または「ふくやま草戸千軒ミュージアム」(広島県立歴史博物館)を観覧いただきます。 |
福山城→福山駅 | 約5分 | …… |
合計所要時間 | 5時間30分 |
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